どんな基準で会社を選んでいらっしゃいますか?
会社名 業界 職種 年収
福利厚生 会社規模 勤務地
など会社を選ぶ基準はそれぞれにお持ちだと思います。
私が普段お伺いをしていて一番多いのは、「この業界で働きたい」や
「この仕事をしたい」といった“業界・職種の希望”で絞り込むケースです。
リクルートエージェントさんが毎年実施されている「転職世論調査」の
2006年5月版のデータをみると、転職先を選ぶ優先順位は「勤務地」が、
最も多く50.6%。次に「やりたい仕事があったから」が45%、「企業の
将来性」が41.6%、「年収額」が40.5%と続きます。複数回答のため
ということもありますが、少し意外な結果です。
では、「実際に入社した会社を選んだ決め手」ということでデータを
見ると、「やりたい仕事ができる」が34.7%で1位。「面接時の面接官の
印象がよかった」の10.2%、「最初に内定が出た」9.5%、「勤務地/
勤務時間など勤務条件が良い」9.4%と続きます。
ここで、一番、注目したいのは“転職活動を始めたとき”と、
“実際に入社をした後”の優先順位の違い。転職活動スタート時には
上位だった勤務地や年収額など定量的な項目の順位が下がり、
面接官の印象という定性的な項目が上位にあがってきています。
年間500〜600人の方とお会いをしている私の実感としても、
確かにその通りだと思います。そして、それに加えてもうひとつ
感じるのは、定性的な項目を重視している方ほど転職後に
活躍をしているということです。
つまり、「自分の肌感覚」を信じて入社した方ほど、
会社との相性がいいということです。
特に営業職の場合は、会社との相性が業績に顕著に現れます。
いくら実力のある方でもモチベーションが低い状態では、
絶対に業績をあげることはできません。
その意味では、いかに「自分と肌が合う会社に転職をするか?」
ということが転職が成功するかどうかの分かれ目だといえます。
では、「肌が合う」とは何か?
それは「考え方」や「志向」が合うということです。
社長やトップセールスなどその会社で力を発揮されている人に
特徴的な考え方というのは必ず共通性があります。
その考え方と、自分の考え方が一致するかどうか?
それが「肌が合う」かだと私達は考えます。
次回は、社風などを調べる際のテクニックをご紹介します。
